《2017.6.3 放送分の書き下ろしです》
南さん)稲川先生、さっそく今日のテーマをお願いいたします。
稲川)“体内時計の整え方”
先週土曜日、日曜日と九州の別府の湯布院で「日本予防医学会の総会が行われたんです。
南さん)羨ましい~。
稲川)そこでも先生方と体内時計、睡眠不良の問題の意見交換がありました。
今はなんでも24時間できる時代なので、ちょっと油断すると生活習慣が乱れてしまうんです。
例えばなんですけど、起きる時間がバラバラだとか、食事の量が多かったり少なかったりとか、これも影響あるんですね。
もちろん寝不足、運動も雁字搦めにやるときもあれば、まったくしなくなったりとか、こういうのも全てこの体内時計に影響がでてきてるとわかってきたんですね。
ちょっと乱れた生活をすると、体内時計という体の時計が1日30分から1時間くらい時差ボケがおきるということです。
南さん)へぇ~そうですか。
稲川)つまり同じ日本にいても生活が乱れると、海外旅行行って時差ボケ状態になるということですね。
南さん)え~怖い本当に?!
稲川)夜寝れなくなって、昼間が眠くなってしまうということです。
南さん)なるほど!
稲川)集中力がでないとか、そういったことが起きてしまって、最終的には、肥満の原因になりますね。
南さん)なるほどね~
稲川)それから自律神経のバランスが崩れるので、血圧があがりやすくなりますよね。
南さん)いろいろな影響があるんですね。
稲川)高血糖の問題で、血糖値も上がりやすくなるということですよね。
南さん)なるほど。
稲川)なかなかこういうことは薬では治らないので、やはり生活習慣を整えなければいけないですね。
私は、3つみなさんにご紹介したいんですけど、
まず起きる時間をなるべく一定にする。
南さん)これ大事ですね。
稲川)それから朝日を浴びる。程よく。家の中でいいですから。
南さん)起きたらまず、朝日を浴びる習慣ですね。
稲川)そうですね!この習慣が大事ですね。
それから、内臓でいうと、肝臓が内臓の中枢なので、やっぱり朝は自分に合った食事を最小限バランスよく摂っていただきたいと思いますね。私などは、ローフードや果物であったり、こう言ったものをちょっと摂ることによって、肝臓がコントロールしてくれるということがわかってきています。
南さん)いいこと教えていただきました。
稲川)あとは、慣れてきましたら、昼寝。これもしすぎると体内時計狂いますので、今の研究でいうと30分以内にして頂くことです。
南さん)そうですか。
稲川)あとは、夕食を早めにとって、寝る1、2時間前以内に、ぬるま湯のお風呂にゆっくり浸かっていただくと、こんなことで体内時計が凄くリセットされやすくなりますね。
南さん)なるほどね~。あと、寝る前にどうしても携帯触ったりパソコンやったりしちゃうんですけど。
稲川)最小限にして、一応これも習慣だと思います。そういう習慣をしていただければ、朝、逆にみていただいたりするのは交感神経で、しかも冷静なお返事もできますから、いいと思いますね。
南さん)皆さんも是非、規則正しい生活で体内時計を整えて、より健康な毎日をお過ごしくださいね。
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