《2017.4.15放送分の内容書き下ろしです》
南さん)稲川先生、今日のテーマをお願いいたします。
稲川)今日のテーマは、“健康美人の条件 焦げない”
もちろん肌を太陽から焦がさないということもあるんですけども、
体の中から焦がさないようにするということです。
南さん)焦げると体はどうなるんでしょうか?
稲川)老化現象という表現もするんですが、糖が化けると書くんですね。
私たちはやっぱり美味しいものを求めていますから、その美味しいものというのには2つあって、とても甘いものか、脂っこいものということになる訳ですね。
この脂っこいものは一旦置いといて、糖質がすごく多い食生活をしていると皮膚の方までタンパク質がいかなくなります。
その結果年齢が若いにも関わらず、しわやたるみの原因になったり、この糖化現象の色が茶色っぽい色になるんですよ。
これがどんどん色素の中に入っていきますと、ちょうどミイラみたいな、スローミイラ現象というちょっと恐ろしい事にもなりかねないので、タンパク質を少し多く摂って、摂った糖はなるべく運動とかで代謝しやすく工夫する事が大切になます。
南さん)デザートビュッフェでてんこもりにケーキを食べるなんてのはちょっと・・・
稲川)たまにはいいんですけどね。
それが習慣になってしまいますと、どうかなという感じになります。
南さん)焦げちゃうのがこわいですね。
稲川)ですから、その中ではタンパク質を先に糖分は摂るとしたら最後にするようにして、タンパク質を優先にすることがひとつ。
それから間食などで、アーモンドやナッツ類は糖化を防ぐ効果があります。
もちろんビタミンEなどもありますが、糖化を防ぐ効果もあります。
それから余分な糖分を代謝してくれるものとしては、いわゆるクエン酸(お酢)ですね。私などはもろみ酢とか、こういったお酢をおすすめしているんですが、普段から食生活の中でお酢を多く使うと糖化は防げます。
南さん)稲川さん、糖化予防の具体的な食べ方について教えていただけますか。
稲川)そうですね、食べ物だけではなくて、食べ方も大事ですよね。
いわゆる、料理でも焦げとありますけども、よく茶色くなった、例えばトーストの茶色とか、プリンの茶色い美味しいところありますよね。
他にも唐揚げの茶色など、実は糖化なんですよ。
たしかに糖化したものはとても美味しいんですけども、やはり年齢を考えたときには、なるべく焦がしたものを最小限にすること。
例えばお肉などもカリカリのステーキにするよりは、しゃぶしゃぶとかゆでたりとか、最小限のねつで料理をするような工夫をしていただくといいかなと思います。
南さん)なるほど料理方法も大事なんですね。
今週も役に立つお話ありがとうございました。
皆さんも焦げずに健康美人への道を進んでくださいね。
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